こんにちは、ぷぷのすけです。
今回は勘違いしがちな抗精神薬との付き合い方について記事を書いてみます。
処方薬を飲んだからといって治るわけではない
上記のタイトルを見てがっかりしないでください。
正しい処方薬の使い方や考え方を理解すれば症状は緩和されます。
残念なことに薬を飲めば精神疾患が治ると考えている人がいます。
以前はわたしもそう考えていました(汗)
うつ病などの精神疾患で処方される薬は症状の緩和を目的に使用されます。
なので、薬を飲んだからうつ病が治るという考えを持っている方は
今すぐその考え方を変えてください。
正しい考え方はこうです。
リハビリが出来るぐらいまで処方薬を使って症状を緩和する
抗精神薬には効果が出るのに時間がかかるものがある
わたしの勘違いをもう一つご紹介します。
抗精神薬の一部の薬は飲んでもすぐに効果が出ません。
むしろ副作用の方が早く出ます(;・∀・)
抗うつ薬などは2週間〜1ヶ月間飲み続けると薬本来の効果が出てきます。
薬剤師さんが教えてくれたのですが
「血液中の薬の成分の濃さが安定して薬が効き始めるまで飲み続けないと
効いているのかどうかわからない。」んだって…
飲んで時間が経たないと薬が自分に合っているのかどうか
判断できないのは正直めんどくさい。
副作用が強い場合は医師に相談して薬を変えてもらおう
薬を飲み続けると上記で書きましたが、副作用が強い場合があります。
わたしは三環系と四環系抗うつ薬を飲んだ時に
吐き気とめまいが酷くて耐えられませんでした。
すぐに病院に行き医師に相談して薬を変えてもらいました。
最終的にSSRIの薬に落ち着きました。
ここで注意が必要です。
- 副作用が酷いことを医師に相談しても薬を変えてくれない
- 副作用の症状を別の薬で抑えようとする(吐き気があるから吐き気止め等)
わたしが身をもって経験したのでわかりますが(どれだけアホな経験してるんだw)
1の場合、付き添いの人と一緒に行き主治医を変えることをオススメします。
2の場合、副作用を薬で抑えることはしたくない!とハッキリ言いましょう。
一時期わたしの薬の種類が10種類あった事があります。
その時は主治医に「薬がいっぱいありすぎて分からないから薬減らして!」
と言いました(笑)
主治医が薬減らしてくれて、1ヶ月かけて4種類まで減りました。
6種類もいらない薬飲んでたかと思うとゾッとする。
うつ病を治す(寛解)順番はこんな感じ
- 処方薬を使ってうつ病の症状を緩和。
- うつ病の原因を取り除く、または本人に負担の少ない対処方法を見つける。
- 心と身体を少しずつ慣らしていく。
- ストレスをコントロールするトレーニングを行う。
- 断薬が成功すれば晴れて寛解!
これはわたしの経験から導き出した答えの一つです。
症状や治療環境によっては必ずしもこの順番と異なる事があるので
主治医や周囲の人と相談しながら柔軟に対応してください。