うつ病・躁うつ病

【体験談】うつ病を体験したからわかる気をつけるべき3つの事

こんにちは、ぷぷのすけです。 わたしが経験しているうつ病、躁うつ病についての体験談です。 記事を見ている人の参考になれば嬉しいです。

うつ病は1回で治せ!

1回で治せってどう言うこと?? と思っている方もいらっしゃるかもしれません。 結論から言うとうつ病は再発すると その後の再発率も上がるからです   わたしがうつ病・パニック障害と初めて診断されたのは25歳でした。 当時勤めていたシステム開発会社を半年間休職して治療に専念しました。 それから半年後、仕事に復帰します。 しかしこれが仇となり、1年半後に再発することになります。 (その後も再発を3回繰り返し、現在も躁うつ病とお付き合いしております) 当時のわたしにアドバイスするなら「復職せずに治療を続けろ!」です。   復職した時の症状(意欲の低下・不眠・不安感・吐き気・動悸)は 普段の生活をするには気にならない程度まで回復していました。 これがわたしがハマった罠です。 この普段の生活するには気にならない程度というのが曲者です。 車で例えると… 運転している時に少しガタガタ音がするけど走ってて問題ない程度 ってな感じです。 さぁこの状態でストレスをかけてみましょう! サーキットに車を持って行って全開走行したらものの数分で ガタガタ音がしていたところがブッ壊れるはずです。 上の例でもわかるように普段の生活するには気にならない程度でも ストレスをかけると元に戻るか悪化するということです。 うつ病が回復してきて普段の生活するには気にならない程度になったら ストレスの負荷をかけるリハビリを時間をかけて行うことをオススメします。 それでも症状が出なくなったら自分なりにストレスをコントロールする方法も 身についていると思うので再発する確率は下がっているでしょう。 この記事を読んでくださっている方はわたしの失敗を教訓として 同じ過ちを犯さないでください。  

自分に合う医師を見つけよう!

わたしは精神科や心療内科の医師は他の科の医師よりも 自分との相性を大事にして選びます。 なぜか? それは、主治医との相性が合わなかった経験があるからです。 わたしが通院していた病院には常勤の医師がいなくて 大学病院から非常勤の医師が派遣されていました。 なので主治医が1〜3年毎に変わるのです。 最初に診てもらった主治医とは相性が良かったのですが その後任の主治医とは相性が合わず病状にも影響が出るほどでした。 断っておきますが、その医師が悪いわけではありません。 わたしとの相性が悪かっただけです。 人間と人間ですから相性の問題があるのは当たり前です。 ただでさえ精神的にキツイ時に相性が合わない医師に診てもらっても 医師の言葉を信用できなかったり、 処方される薬まで疑ったりしてました。 これでは治療の意味がありません。 このようなことにならないよう自分と相性の良い医師を探してください。

焦りや不安は治りを悪くする!

質問です。 焦ったり不安になったりしたことであなたの病気は早く治ると思いますか? 答えは「NO」です。 病気になれば誰だって焦ったり不安になったりします。 これは人間であれば必ず抱く感情です。 うつ病は焦ったり、不安になりやすい病気でもあります。 しかし、こういった感情はうつ病の治りを悪くします。   わたしはうつ病の治療中に次のような事を考え不安になり焦っていました。 ・この病気はいつ治るのだろうか? ・会社をクビにならないだろうか? ・生活するお金はどうしよう? ・こんな廃人のような生活からいつ抜け出せるのだろうか? などなど、ここで書ききれないほど頭の中が不安と焦りが渦巻いていました。   上記のことを診察の時に臨床心理士の先生に打ち明けると 冒頭で書いた質問が飛んできました。 先生:「焦ったり不安になったりしたことであなたの病気は早く治ると思いますか?」 わたし:「いいえ」 先生:「そうだよね。早く治るならみんな不安がったり焦ったりするもんね。 では次回の診察から認知行動療法というトレーニングをしていきます。 次回の診察までの間に思った不安や焦りをこの紙にメモしてきてください」 と認知行動療法の説明が書いてある紙が渡されました。   認知行動療法をざっくり説明すると バランスの良い考え方を身につけるトレーニングです。 認知行動療法を始めた時は正直、面倒くさい、やりたくないと思いました。 でも、診察でこのトレーニングをやっていくうちに 少しずつ不安や焦りがやわらいでいきました。 それに伴いうつ病の症状も少しずつ回復していきました。 急がば回れじゃないですけど、それが功を奏したわけです。 認知行動療法をやったことの無い人は医師に相談してやってみてください。 健康な人でもストレス軽減に役に立つのでオススメします。  
これは個人的な体験を元に記事にしたものです。 異なる病状、異なる環境では必ずしも当てはまらないことがあります。 ご了承ください。

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